073 高田馬場ミカドのマジカルドロップ3大会(2023.1.24)の話6【上級者大会その2】

2023/1/24に高田馬場ミカド開催された、

マジカルドロップ3大会のお話です。

今回は上級者大会の話その2。

 

 

 

 

上級者大会 2戦目

1P宴帝さん 2Pまるた

エンプレス 対 エンプレス

 


今回はエンプレス同キャラ戦。

何度も見てきたカード。

頻出するからこそしっかり練習しておいた方がいいキャラ。

 

それじゃさっそく見ていこう!

 

 

1試合目。

宴帝さん、エンプレス戦も良い消ししてるねえ。

端数を減らす意識をしてるのが見て取れる。

 

端数を減らすってことは盤面が整うってことでもある。

だから同時消し連鎖が狙えそうな状況がときどき見られる。

もうこの時点でたいへん素晴らしい。

 

でもそのわりに宴帝さん、

そういう状況で同時消し連鎖をしてないことが多いのよね。

この点については締めで話します。

 

あと、ジャスティス戦に慣れてるから、

横から巻き込んでの消しが見えてるのが強いね。

だからこそ上手い。

 

1P側。

この試合は消しづらい危険な配置に気づくのが遅れて潰れちゃった。

 

消しづらい危ない配置の対処のコツは、

浮かしながらの大連鎖でしのぐ。

まめに玉を縦に2つ重ねておくようにする。

このあたりはひたすら力というか地力というか、そういうものも大事。

 

氷玉配色の混じり方次第で

けっこう危ない配置が来ることがあるから油断禁物。

 

 


2試合目。

この試合は物量に押し切られた形だねえ。

 

端数を出さない消しはすばらしい。

すばらしいけども、送られてくる玉の量が多かった。

 

対抗手段としては浮かし連鎖。

浮かしでこまめに降下を止めて、

状況を確認。整地。玉を消すこと。

 

 


3試合目。

宴帝さんノルマ勝ってたのに!!!

勝ち試合を落とした形。

こういう試合をすると、誰かさんから煽られることになる 笑

 

 

1P側。

この試合の宴帝さんの消し、ほんとキレイだね。

このあたりの赤・緑の玉を横並びで消すところとか、

青・赤の同時消しまで繋げてるところとかお見事!

 

 


締め

ということで、なんかいまいちしまらない宴帝さん。

3試合目とかホント立ち回り上手かった。

 

そんな宴帝さんのプレイを見てて感じたのは余裕のなさ。

ちゃんと消せていて、立ち回りもうまい。

でも潰れてしまうことがある。

その理由が「浮かしの取り扱い」だと思います。

 


宴帝さんお得意のジャスティス戦でも浮かしを使います。

ジャスティス戦での浮かしはノルマ消化を増やすのに使うことが多い。

だから、2連鎖同時消しは見えてる。

ここはとっても良い長所!

 

ただ、浮かしってそれ以外にも使うのです。

浮かしを使って整地とか、

時間を稼ぐための浮かし連鎖したりとか。

こういった浮かしの使い方をあまりしていないように見えます。

 

浮かしを使った時間稼ぎをあまりしていないから余裕が少ない。

だから、物量で攻められたり、処理に手間がかかる配置になると

潰れてしまうことがある。

 

このあたりが、さっき1試合目の所で書いた、

あまり同時消し連鎖をしていないってところに繋がってくる。

 

浮かしで時間を稼げるようになれば、

「生き残ること」よりも「効率よく消すこと」にフォーカスできるようになる。

同時消しもより狙えるようになる、ということ。

 

おそらく、浮かしの取り扱いにさらに慣れてくれば、

ひたすらモードの段位でも段抜けできるようになるんじゃないかな。

 

今回はこんなところで。

お次も上級者大会の続き。