099 スター・チャリオット戦のコツ 対人戦上級者までのステップ

対人戦上級者までのステップシリーズの6回目。今回はスター・チャリオット編です。

 

 

 

 

スター・チャリオットの特徴

 

 

ジャスティスをすこし強化したような性能。

降下形状は中央が高くて端が低い形状で処理しやすい部類。
配色パターンはジャスティスと同じでこちらも処理しやすい部類。

潰される危険性は低め。どちらが先にノルマクリアするかの勝負になりやすいキャラ。

 


スター・チャリオット戦【基礎編】

浮かし連鎖

先ほど書いた通り、潰される危険性は低め。
相手より先にノルマクリアを目指すことになります。

そのためには1回1回の消しを大きくする必要があります。
なので2連鎖同時消し、大量消しはスター・チャリオット戦でも活きます。

浮かしは出来るようになっておきたいところ。

 


端数処理や整地も忘れずに

スター・チャリオット戦では、端数処理や整地も必要になってきます。
スター・チャリオット戦に限らず基本的な戦術として、端数の玉は出さないほうがいいし、どうしても端数の玉が出るなら少ない方が良いです。

しかしながらスター・チャリオットの攻撃は処理しやすい部類なので、端数の玉が少しくらい残っても致命傷にならないこともあります。
なので端数の玉を減らすor無くすことより、ノルマ消化に繋がるアクションを優先することもまたあります。

自分の実力とフィールドの状況から、どちらを優先するか決めていきましょう。
初級者は無理せず端数の玉を減らすor無くすことが大事。

 

 

消すタイミングも大事

スター・チャリオットの攻撃はフィールドがズレやすいのもポイント。
横に揃っている玉が分断されやすいということね。

なので、横に繋がっているうちに消す、ズレてしまう前に消すことが大事。少ない手間で多くの玉を消すことは、より早くノルマクリアを目指すのに大事なことです。

 

 

スター・チャリオット戦【実践編】

Cボタンで玉を引き下げることも大事

スター・チャリオットの攻撃はいくら処理しやすい部類とはいえ、それよりは自然に湧く玉の方が配置はかんたんです。(フルセット時は除く)

なので、積極的にCボタンで玉を引き下げて消しやすい玉を補充しましょう。

 

玉を引き下げることはスペシャル玉が出現することにも繋がります。
相手よりも先にスペシャル玉を出現されることが出来れば、大きなアドバンテージを得ることが出来ます。

 

 

攻撃は絶え間なく送りたい

積極的にCボタンで玉を引き下げて消しやすい玉を補充したい。
ですが相手プレイヤーの玉の引き下げは出来るだけ妨害したいところ。

そのため攻撃はできるだけ絶え間なく送りましょう。
攻撃で送った玉がすべて降下しない限り、Cボタンで玉を引き下げることはできません。

攻撃の基本は小連鎖。
連鎖する際は、同時消し、大量消しもしっかり狙っていきましょう。

 

 

スペシャル玉を使う上での注意

チャリオット・スター戦は小連鎖の打ち合いになることが多いです。
そのため、フィールドの中央付近が集中的に降下してくるのもポイント。

なのでスペシャル玉を使う際は、出来るだけフィールドを玉でいっぱいにして、多くの玉を消せるようにしたい所。

 

高く伸びてくる中央列を横から巻き込んで低くする。
中央を低い状態にしておいてCボタン連打。相手の攻撃でたいらになるようにする。
玉が浮いている時間を減らす。
端数処理、整地の効率を上げる。

などなど、対応策は色々あります。

 

 

 

締め

スター・チャリオット戦のポイントは他キャラに通じる内容ばかりです。
というか、スター・チャリオットのコツが「対戦するうえで他のキャラにおいても大事なことばかり」なのです。
なので「スター・チャリオットは特徴が無いのが特徴」という感じの性能。

このあたりは、先日ビッグワン2ndでの対戦終わりにやすべえさん・宴帝さんと話していて辿り着いた気付き。個人的に面白い特徴のキャラだなあと思いました。

次回は誰かなぁ。ラバーズかフール・デビルになりそう。

 

098 マジシャン・ハイエロファント戦のコツ 対人戦上級者までのステップ

対人戦上級者までのステップシリーズ。結構続きますね、このシリーズ。5回目の今回はマジシャン・ハイエロファント編です。

 

 

 

 


マジシャン・ハイエロファントの特徴

 


まず降下形状。
降下形状はずらし性能が高いことがポイント。
攻撃の1段目だけでフィールド全体がずれる。

1段目、2段目のど真ん中が陥没している点も処理にコツがいる初心者泣かせな要素。

とはいえ配置は中央に偏っていて端の玉が少ない、ピンチになっても比較的耐えやすい形状ではある。


そして配色パターン。
通常配色のきれいな横並びが特徴的。
氷玉配色も比較的処理しやすいもの。


玉数が8段で44個と多い部類な点も注意が必要。


総じて、比較的処理しやすい攻撃ではあるものの、処理にコツがいるキャラ。
全体でみるとだいたい真ん中くらいに位置する強さ。

 

 

 

マジシャン・ハイエロファント【基礎編】

・横から巻き込んで消す

マジシャン・ハイエロファントの攻撃は横から巻き込んで消すことが大事。
画像を使って説明します。

 

1P側。
左端の列に赤を投げて、横に5つ並んだ赤を横から巻き込んで消しています。
この赤消しが「横から巻き込む消し方」
この消し方がとにかく大事です。

マジシャン・ハイエロファントが苦手という方は、まずは横から巻き込む消しが出来ているかどうか振り返ってみるといいと思います。

 


・ど真ん中の列か端の列をあけておく

続いてマジシャン・ハイエロファント戦で立ち回る際のコツ。
それは「ど真ん中の列、または端の列をあけるように心がけること

 

ひとつ前の項目で、横から巻き込んで消すことが大事と書きました。
横から巻き込んで消すために玉を投げるところがど真ん中の列か端の列なのです。
降下形状を見てみると、ど真ん中の列と端の列に隙間があるのが分かると思います。

 


なので立ち回る際は、上の画像の2Pのようにど真ん中の列か端の列のどこかを、玉が少ない状態をキープするように消していきましょう。

始めのうちはど真ん中か端の列のどこか1箇所、できそうなら2箇所、玉が少ない状態をキープするように心がけてみましょう。これだけでマジシャン・ハイエロファント戦はだいぶ立ち回りやすくなります。




ど真ん中の列か端の列をあけておく(補足)

ど真ん中の列を玉が少ない状態にしていく場合、端の列を玉が少ない状態にしておく場合、
2つのケースにどういう違いがあるのかについて掘り下げていきます。

 

まずど真ん中の列を玉が少ない状態にしていく場合。つまりど真ん中の列に玉を投げる場合です。
横から巻き込む消しを使うと、1、2段目の玉に対応しやすく、正面からぶつける消し方をすれば3段目の玉に対応できます。

攻撃の1~3段目、つまり後期のはじめの部分に対応しやすいので、相手から送られてくる攻撃が少量の時に立ち回りやすいです。

 

 

今度は端の列を玉が少ない状態にしていく場合。つまり端の列に玉を投げる場合
こちらは横から巻き込む消しで3,4段目の玉に対応しやすく、正面からぶつける消し方で5段目の玉に対応できます。

攻撃の3~5段目に対応しやすいので、相手から送られてくる攻撃が多い場合はこちらの方が立ち回りやすいということになります。

端の列は送られてくる玉が少ないので、ピンチな時は端をあけるように心がけるのも立ち回る際のコツ。端の列に玉を投げ込んで横に揃った配置や氷玉を大きく消すようにするとピンチな状況でも立ち回りやすいです。


最終的には状況に応じて立ち回れるようになるのが理想的。
攻撃があまり来ていない時とか比較的楽な時はど真ん中の列で対応、攻撃が激しい時は端の列で対応、というようにね。

 

 

・浮かし連鎖も大事

マジシャン・ハイエロファント戦で特に注意したいのが上の画像のように、横並びの玉が層状に重なった配置。こういった配置はずらされる前に消しきるのが最善。

そのためには浮かし連鎖もある程度慣れている必要があります。しっかり練習しておきましょう。

 

 

・氷玉を何色に変えるか

マジシャン・ハイエロファント戦では氷玉を何色に変えるかも気にしておきたいところ。有効な色に変えれば楽に大量の玉を消すことが出来ます。

状況を見ながら、都度有効な色に変えていけるのがベスト。
氷玉を何色に変えるか気にする余裕がない人は、とりあえず氷玉は赤か青に変えるようにする心がけましょう。それだけでもだいぶ違うと思います。

 

 

 

マジシャン・ハイエロファント【実践編】

・横に揃った配置は最優先で消したい

マジシャン・ハイエロファント戦でよく出てくる横一直線に並んだ玉。この配置は出現したら最優先で消しにかかりましょう。

特に注意したいのは先ほども出てきた横並びの玉が層状に重なった配置。
この配置はずらされる前に消したい。連鎖をしてでも消しきりたい配置です。対応できるように練習しておきましょう。

 


連鎖をしてでも消し切りたい訳(補足)

小難しい話かもしれないので、面倒な人はこの項目は飛ばしてしまっても大丈夫です。
横並びの玉を連鎖をしてでも消しきりたい、という部分の理由を書いているだけなので。

まずアーケード版マジドロ3のセオリーの一つとして、「基本的に連鎖は小さい方が良い」があります。あくまで基本的にね、状況による。

連鎖が小さい方が降下形状がかんたんな部分(5段目~8段目あたり)を送らないで済む。ノルマ的に有利になりやすい(自分が消す玉の方が相手に送る玉より多くなりやすい)。そんな具合。連鎖が大きいより連鎖が小さい方が自分が有利な傾向がある。

 

では横並びの玉を連鎖してでも消しきりたいのはどうしてなのか。
理由はDPS(1秒あたりの消去数)にあります。

マジドロ3の対人戦では基本的にDPSが高いことが大事。
単位時間当たりの消去数が多くしたい」ということが大事ってこと。相手より早くノルマクリアしたいからね。

となると、こういった横に揃った配置、特に層状に重なった配置は連鎖してでも消しきってしまった方がDPSが高い、ということ。


さらに次に玉数について見ていきます。自分が消す玉と相手に送る玉数について。

まず自分が消す玉。こちらは少なく見積もっても+1連鎖につき7~9個は消せるでしょう。

端から2個拾って隣の列に投げた場合が7個。ほかの所から2個持ってきて横一直線の配列にぶつけて9個。オーソドックスな対応パターン。

 

次に相手に送る玉。連鎖が+1連鎖するごとにで攻撃が1段増えると考える。すると最大で+1連鎖で相手に送る玉が+7個。

「自分の消去数が7~9個増 ≧ 相手に7個増」

となるので自分有利と見ていいでしょう。
相手に大変な状況を押し付けるという意味でも有効です。

なので横並びの玉を連鎖をしてでも消しきりたいよね、ということ。

 


・横並びの玉の順番を覚える

通常配色の玉が横一直線に並んでいるのは先ほども紹介したとおり。
この色の順番はぜひ覚えておきましょう。順番は「黄→緑→赤→青→黄→・・・」

例えば、相手の攻撃が緑で終わった時に自分が玉を消したとします。
すると玉を消した後に赤が降下してくる可能性がある、という予測が立てることが出来ます。

であれば、相手の攻撃が緑で終わった時点で次に消す用の赤を準備しておくことが出来る、ということ。このあたりが予測できていると対処が早くなる。大事なポイントの一つです。

対戦中パッと色の順番が出てこないという人も中に入るかもしれません。私もそうです。対戦中パッと色の順番が出てきません。

なので私は、マジシャン・ハイエロファント戦をやる時は色の順番を小さな声で呟いています。「黄色、緑、赤、青・・・」って。自分の感覚ではこれが一番やりやすい。ただ、これをやってみるのであれば小さな声でやろうね(笑)

 

 

マジシャン・ハイエロファント【上級編】

・玉数優位に立ち回ること

より高いレベルを目指すうえで気を付けたいポイントが「玉数優位に立ち回ること

マジシャン・ハイエロファントはうかつに連鎖をすると玉数不利になりやすいキャラです。玉数不利というのは「自分が消した玉数<送る玉数」ということ。自分が消した玉数より相手に送る玉数の方が多くなってしまうこと、とにかくこれを避けたい。

マジシャン・ハイエロファントは消した他玉数が少ないと2連鎖ですら玉数不利になってしまいます。しかも送った玉がすぐに処理できる簡単な配置を送ってしまうこともしばしば。


なので立ち回る際は連鎖を小さく、うかつな連鎖は控えましょう。2連鎖すら控えていきたい。

連鎖をするのであれば目的を持って連鎖しましょう。
大量に消すために連鎖、相手に送った横一直線に並んだ玉をずらすために連鎖、時間を稼ぐために連鎖、といった具合。

 

 

・やっぱり基本が大事

では連鎖を控えていくためにはどうすればいいのか?
連鎖を控えていくために大事なこと、それは「基本の消し」です。

端数を減らす、赤を吸ったら表出している赤を全部消すように心がける。このブログで何度も書いてるやつ。これをより高いレベルでこれらをできるようにしていきましょう。

 

基本の消しが高いレベルで出来ているからこそフィールドが整い、小さい連鎖で立ち回れるようになります。

基本の消しのレベルを上げるのであれば、ワールド・エンプレスのようなバラバラ配置の強キャラを練習するのがおススメです。

 

 

・やっぱり基本が大事2

さらに言うと、基本の消しが高いレベルで出来ていると玉がズレた時も対処しやすいです。

マジシャン・ハイエロファント戦で横一直線の玉がズレてしまう時はどうしてもあります。
そんなふうにずれてしまっても、表出している同じ色の玉を端から1個ずつ拾っていって反対側の端に投げ込む、というのもマジシャン・ハイエロファント戦の基本的なムーブの一つです。

 


・連鎖したらすぐに追撃を

先ほども書いた通り、連鎖は小さく、連鎖は控えていきたい。
しかし連鎖をすることはあります。
状況としては、スペシャル玉・虹玉を消した時、横一直線に並んだ玉を消した時、うっかり連鎖になっちゃった、などなど。

 

そして連鎖をした時・・・具体的にはだいたい3連鎖以上の連鎖をした時はすぐに追撃を送るようにしましょう
なぜなら横に揃った玉をすぐにずらすことが出来るから。

追撃は2連鎖か7個以上の単発消しがおススメ。

 

直前に連鎖をした際に次に消す用の玉を残しておくのも有効です。
層状の配置を処理した場合は1列分、7個の玉を残しておきましょう。7個単発消しですぐに追撃を送ることが出来ます。

 

 

締め

こんなところですかね。

個人的なイメージなのですが、マジシャン・ハイエロファント戦って腕前にグループがあると思うのです。

 

1横から巻き込む消しに慣れてない若葉マークグループ。

2横から巻き込む消しは慣れたたけど【実践編】【上級編】の内容に上達の余地がある中級者グループ。

3なんかやばい腕前の人たち。奇人変人グループ。

 

こんな感じで。
そしてこのグループが変わるともはや勝敗を覆せない、太刀打ちできなくなるイメージなのです。

これはマジシャン・ハイエロファントに限った話じゃないかもしれないけど、特にそのへんがハッキリしているように思うのです。

もしかしてこれは上達するすべ、上のグループにいくすべがいまいちハッキリしなかったキャラでもあるのかなーと記事を書いていて思いました。よく分かんないからガッツリやらない的なね。

 

対戦であまり使われないキャラはまだまだいるからね。今後もこのシリーズ書いていけたらいいなあ。

このシリーズを通じて、よりやばい腕前の人が増えてマジドロ3対人戦がより魔境と化したらうれしく思います

 

097 ワールド・エンプレス戦のコツ 対人戦上級者までのステップ

対人戦上級者までのステップシリーズ、今回はワールド・エンプレス編。

 

 

 


ワールド・エンプレスの特徴

 

※2Pの時は左右反転

配色パターンは最も難しいやつ。
特に通常配色は同色が1か所も隣接していない厄介な配置。

一方の降下形状。
画面中央寄りが集中的に降下してくる形状で、こちら側を重点的に消す必要あり。
とはいえ反対側もそれなりに降下してくるので、おろそかには出来ません。

玉数もそれなりに多いこともさらに大変さに拍車をかける。

 

とはいえそれらの難しい要素がバランスが良くまとまっているキャラ。
やすべえさんの言葉を借りるとハイスタンダード。

ポイントは時間稼ぎと効率のよい処理。

 

 

ワールド・エンプレス【基礎編】

浮かしと側面消しができるようになっておきたい

浮かしは時間稼ぎのテクニック。ワールド・エンプレス戦でも必要になってきます。
浮かせて連鎖を作る、同時消しでノルマ消化、ピンチの時に大連鎖をして生き延びる、などなど。

 

そして側面消し、つまり横から巻き込む消しも大事。
横から巻き込む消し筋が見えると、上の画像1P側のように横から巻き込むように消して、より効率良く処理していけるようになります。
上の画像2P側のように、高く伸びた列を消す際にも有効です。

 


1つでも端数を減らす

ワールド・エンプレス戦で端数を減らそうとすることは大事なポイント。

ワールド・エンプレスの攻撃は玉がバラバラなので、1回1回の消しで端数の玉を減らすことは特に重要になってきます。このブログでよく言ってるやつです。1回1回の消しで表出している玉を1個でも多く消そうとすること。
端数が減って盤面が整えば、同時消し・大量消しにも繋がります。

そしてワールド・エンプレス戦での端数を減らす処理に慣れると、中位・下位キャラのプレイにも活きてきます。強キャラに慣れると、中位・下位キャラも強くなれるのです。


ひたすらモードを練習する

バラバラ玉の処理の練習といえばやっぱりひたすらモードも非常に有効。
バラバラな玉を処理する力・・・ひたすら力というか、地力というか、そういうものを鍛えていきましょう。

レベル50未満で潰れてしまう方に対するアドバイス

まず技術的な要素。
・玉を浮かせて時間稼ぎ。
・一つでも端数を減らす意識。
・横からの消しを活用。

次に楽するコツ。
・チャンスがあればスペシャル玉・虹玉増殖。
・1の位がレベル9になったら、自力で玉を降下させてすぐにレベルを上げる。
・自分で1段降下させることで、自然に玉が降下する時間をリセット。

そして元気な時に挑むこと。

あとは経験を積んでいけばひたすらレベル50は突破できるんじゃないかな。

 

ずらしてもらってから消す

相手の追撃を待ってずらしてもらい楽に消す、というのもワールド・エンプレス戦で楽をするコツのひとつ。

1P側なら左下から右上に向かう斜め。
2P側なら右下から左上に向かう斜め。

ずれる方向はしっかり覚えておきましょう。


ずれ方に慣れる必要はあるけど大事なテクニック。ワールド・エンプレス戦は楽できるところは楽していかないと処理が追い付かなくなります。

 

具体的には緑3つ、赤4つ並ぶのを待ったり。

 

右側の青のように端2列が同じ色で横に並ぶのを待ったりといった具合。

 

横に揃った配置を再度ずらされてると面倒な配置になってしまうので処理早めに。ずれたら揃う配置を見つけたら、すぐに消す玉を準備できると理想的。

 

 


ワールド・エンプレス【実践編】

正直なところ【基礎編】で書いた内容でワールド・エンプレス戦で大事なところの大部分は書ききったと思っています。あとはどれだけ高いレベルで実行できるかという点が問題で。

とはいえ他にも注意点はあります。より高いレベルを目指すうえで大事になってくるポイントを見ていきましょう。


そのほかの時間を稼ぐテクニック

ここまでに書いている通り、ワールド・エンプレス戦では時間を稼ぐことが大事。
そして時間を稼げるテクニックは浮かし連鎖だけではありません。組連鎖も時間を稼ぐことが出来ます。

 

組連鎖というのは上の画像の丸で囲んだ部分がそうです。
2段目の青を消すと黄色が自動的に消えて連鎖になる。こういうやつのことです。

そして稼げる時間は組連鎖の方が浮かし連鎖よりも長いです。

使う際のポイントは、組連鎖は組んで使うのではなく、組連鎖として成立する配置を消すようにすること。

組連鎖に使いこなせるようになれば同時消しを仕込むこともできますし、厄介な配置をばらす時間として活用することもできます。フィールドを広く見て、組連鎖が成立する配置を有効活用していきましょう。

 


あの手この手で処理を減らす

ワールド・エンプレスの攻撃は玉がバラバラ。そのため中位・下位キャラと同じ感覚で処理していては間に合いません。より効率の良い処理が求められます。なので細かな時短の積み重ねも大事になってきます。

横から巻き込む消しが大事な理由の1つがこれ。
正面からぶつける消しに加えて横から巻き込む消しが見える。つまりは色々な消し筋が見えるということ。色々な消し筋が見えるのであれば、状況に合わせてより幅広い立ち回りが出来るようになります。

他にも無駄に玉を吸わない。
処理量が多い攻撃だからこそ、無駄な処理を減らすことも大事。

ずらされたくないところを優先的に消す。
ずらされる前なら楽に消せるところ、効率よく消せるところを消す。


一つ一つをおろそかにせず、より良い消しを追求していきましょう。

 

 

ワールド・エンプレス【上級編】

玉の引き下げを狙う

これはエンプレス・ワールドに限った話じゃないですが、玉の引き下げも大事なポイント。降下が来てない時は玉を引き下げて、配置が簡単な自然に湧く玉を補充しましょう。

エンプレス・ワールドは攻撃が難しいので、玉を引き下げはノルマ消化に繋がります。さらにスペシャル玉・虹玉を補充できるチャンスもあります。

ただし、配置が難しくなるフルセットの時は玉の引き下げは控えましょう


可能な限り端数の玉を減らそうとする

ワールド・エンプレス戦はホントにしんどい状況になりやすいです。
端数の玉一つが邪魔で後々苦しくなってしまうということもよくあること。
それでも端数の玉を一つでも多く消すように心がけていきましょう。

ちょっと無理して一つでも多くの玉を消すことで、同時消し・大量消しに繋がります。
ちょっと無理して一つでも多くの玉を消すことで、次の処理がしやすくなります。
ちょっと無理して一つでも多くの玉を消すことで、そのあとの延命に繋がります。

そしてそのちょっとの頑張りが勝負の明暗を分けるということもよくあるのです。

 


縦に長く揃った玉も有効活用すべし

ワールド・エンプレス戦ではたまに縦に5個とか6個とか長く重なった玉が出てきます。
こういった玉もしっかり有効活用しましょう。
突き出てくる側の側面消し活用できるとベスト。

そのためにもフィールドを見ることが出来ると良いですね。

 


締め

正直なところ、ワールド・エンプレス戦って果てがない、なんて思ったりします。
どれだけ練習しても高みがあるように感じるんですよ。
自分でもこの記事を書いていて基礎編に書いてあることをどれだけできているのかなーとか思ったりしますし。

そんなワールド・エンプレス戦の奥深さ、面白さがこの記事を通じて少しでも伝わったらうれしいです。