057 高田馬場ミカドのマジカルドロップ3大会(2022.12.7)の話7【上級者大会その5】

2022/12/7に開催された、

ミカドのマジカルドロップ3大会のお話。

今回は上級者大会決勝の話その5。

 

 

 

 

上級者大会

5戦目

1P宴帝さん 2Pやすべえさん

デス対デス

 

 

これ1P宴帝さんがデス選んだはずなんだけど・・・

宴帝さんってあんまりデス選ぶイメージないんだよね。

デス練習してきたのかな?


デスはだいたい真ん中くらいの強さ。

けっこう事故りやすいんだけど、

キャラ全体でみるとデスが真ん中くらいの強さなんだから嫌になる。

 

デスの玉の配置はチャリオットやジャスティスと同じで消しやすい配置。

ただ降下形状に難あり。

 

左右に小さなでっぱりがある形状なので、

左右どちらかのでっぱりを切り崩しつつ、

反対側を処理していくのがセオリー。

真ん中から消し始めないように。

 

また、玉数が多く密度が高いのも特徴。

デスの玉数は最大で49個。

同じ玉の配置のジャスティスは最大38個、チャリオットは35個。

この通りデスの玉数はかなり多い。

なのでデス戦では、より多くの玉を効率よく消していく必要があります。

 

具体的には、

基本の消しを徹底して端数の玉を減らして、

立ち回りやすい状況をなるべく維持する。

これを、ジャスティスやチャリオット以上に高いレベルで行うこと。

 

あとは、危なくなったら大きな連鎖で降下を止めつつ消していく。

といった対処が基本になります。

 

また、玉が密集しているため、

氷玉配色が来ると、邪魔な端数の玉が大量発生するのも問題。

 

浮かし連鎖で時間を稼いで、

邪魔な玉を処理するテクニックが出来ると

ピンチな状況を乗り切りやすくなるので、

浮かしもしっかり練習しておくと良いです。

では、対戦を見ていきましょう!

 

 


1P宴帝さん

1試合目。

宴帝さん、氷玉を何色に変えるか気にしてるのかな・・・

気にしているようにも見えるし、

あんまり気にしていないようにも見える。

どっちだろ・・・

 

宴帝さんの消し方を見ると、

さすがの連鎖力という感じ。

うまいこと連鎖してデスの攻撃を処理してる。

ただ、単純に消し方をみるとちょいちょい不安要素はある。

端数が残る消し方をしている。

 

1P側。

例えば上の画像。

緑を消してるんだけど、右から3列目に緑2個が残ってる。

緑を消すのであれば、表出している部分に緑は残したくない。

この緑2個は残したくないやつ。

 

1P側。

上の画像の直後のシーン。

残した緑2個はど真ん中の列に投げた。

その緑2個が邪魔になって、今度は黄色1個の端数が2か所に残った。

デス戦ではこういう端数の玉が命取りになるから残したくない。

残すと次の消しを妨害してしまう。

 

でも、宴帝さんはそれを連鎖でうまいことカバー出来ている。

そもそもデスの攻撃は、邪魔な玉が出やすくいからね。

潰れないように攻撃を凌ぐことがままならないんだから。

 

この試合は相手のやすべえさんが事故ったのかな?

やすべえさんの方がノルマを消化してたけど、宴帝さんがまず1勝。

 

 

2試合目。

いやー連鎖がうまい。

宴帝さん、連鎖こんなにできたっけ?

 

1P側。

例えばこのシーン。

右側がだいぶ処理しづらい形になっているんだけど、

連鎖しつつうまいこと処理出来てる。

 

この試合は、終盤きつかったねー。

氷・通常・氷のサンドイッチがきつかった。

 

最後は左端の黄色をケアしに行ったあたりで、玉数的にきつかった。

そこに緑が1個吸えなくて潰れちゃった感じかな?

 

 

3試合目。

この試合、氷玉を理想的な色に変えられてるね。

1回1回たくさん玉を消せてていい感じ。

こういうふうに消せると、

大きな連鎖をしなくても、玉の少ない状況を維持できるのよね。

 

なーんて思ってたら潰れててウケる。

これは吸いキャンの事故かな? 笑

せっかくいい感じの試合だったのになあ。

内容は良かった。

 

 

4試合目。

おー頑張ってる頑張ってる。いい感じにさばけてる。

バラけた嫌な配置になっても連鎖でうまいこと処理できてる。

 

1P側。

このシーンなんかフィールド右側が相当嫌な形になってた。

これを処理したのはお見事!

これ宴帝さんデス相当練習したんだろうなあ。


ただね。

宴帝さん連鎖でしのぐモードになると、

消す玉数が目に見えて少なくなるのよ。

 

こんなふうにお互い潰れないとなるとノルマ勝負になる。

いかに効率よく玉を消せているかの勝負。

そうなるとやっぱりやすべえさん強いよね。

これはやすべえさんサイドの動きが楽しみな試合。

 

でも宴帝さんも良かった。

デス戦上達したね!

 

なんというか、デス戦の動きだいぶ見えてきた感じ。

危ない所を察知したり、

うまいこと連鎖繋げてしのいだり。

出来る範囲内でデス戦の動きが形になってきてる。

 

でも、もう少しデス戦自体に慣れる余地はありそう。

あと浮かしの時間稼ぎももう少し慣れるとさらに強くなりそう。

こりゃ宴帝さんのデス戦の今後が楽しみだ。

と、宴帝さんのハードルを上げたところで、

やすべえさんサイドを見ていこう!

 

 

 

2Pやすべえさん

1試合目。

やすべえさんは、

消す際に邪魔な玉をケアしようという意思を感じる。

 

フィールドの玉数が多くなっていってるんだけど、

それでも消せる状況が維持できている。

 

デス戦でこれだけ消せる状況を維持できているのは、

邪魔な玉をしっかりケア出来ている証拠。

 

でもって、2連鎖同時消しも狙う。

大量消しも見逃さない。

 

2P側。

このシーンの黄色の大量消しとかね。

氷玉を何色に変えるか見えてるよねー。

最小の手数で大量に消せてるよねー。

痺れる!

 

最後は赤が吸えなかったのかな。

もうちょいでノルマクリアだったんだけどな。惜しかった。

デス戦はこういう現象が結構起きるのよ。

仕方ない。

 

 

2試合目。 

やっぱりやすべえさんの処理は安心してみていられるね 笑

あっ! この玉を放置したらまずい!

みたいなことがそうそう起きない。

この試合は後半の立ち回りがすごいね。

 

2P側。

このシーン。

フィールドの表出してる赤を2か所同時消しで一掃。

これだけ大量の赤を2か所同時消しに見極められるのはさすが。

ぜひ動画で見て

 

 

2P側。

このシーンは手持ちに緑2個。緑を消そうとしている状況。

何も考えないと緑3個で消しがちな状況だけど、

邪魔な玉が残らないように緑4個で消しに行ったりと、

一つ一つの消しに気遣いが光る。

 

こういう端数を出さない消しの積み重ねが、

デス戦をより安全に処理することに繋がる。

 

2P側。

氷玉を黄色で解凍しようとしているシーン。

ここは氷玉は青に変えたかった。

 

2P側。

氷玉を有効ではない色に変えて危険な配置になってしまった例。

デス戦ではこれが命取りに繋がる。

とはいえ、これも対処出来てるのがさすが。

 

ポイントは玉を浮かして時間稼ぎ。

端数が出ないように消す。

浮かしを使いこなせる良い例!

 


3試合目。

こんどは細かい2連鎖攻め。

これは宴帝さん悶絶しそうだなぁ。

 

ばらけた配置はしっかり浮かつつ連鎖で対処。

このやすべえさんの処理ホント好き。惚れる。

 

宴帝さんと違って、

少ない連鎖で、端数の玉を管理しつつ処理出来てる。

プレイスタイルが全然違うねー。

 

この試合は宴帝さんの方がノルマ減らせてるね。

宴帝さんやるじゃん!

 


4試合目。

連鎖しながら、

氷を何色に変えるかも見てる。

連鎖しつつ邪魔な玉をきちんと管理してる。

同時消しも狙ってる。

側面消しも見えてる。

ノルマも見えてる。

 

やっぱり総合力が高いなあ。

見ててウットリする。

 

 

 

締め

こうしてしっかり見てみるとプレイスタイルが全然違うね。

宴帝さんは、

デスの攻撃を連鎖しながらの処理が基本。

デスは、初めはこういう処理がやりやすいと思います。

 

さらに、

浮かせながらの連鎖に慣れてくると処理が楽になる。


浮かしに慣れてくると、

氷玉を何色に変えるか見る余裕が出てくる。


このあたりまで来ると、

だいぶ安定してデスの攻撃をしのげるようになるんじゃないかな。

 

そこからは、端数を減らす消しを追求する。

様々なテクニックで連鎖数を減らしていく感じ。

すると、

やすべえさんのような処理になってくる。

 

一つ一つはこのブログで上げてるテクニック。

浮かし、端数を出さない消し、同時消し、側面消し、ノルマを見るなどなど。

・・・ノルマを見るについてはブログに書いてないかも。

 

どのテクニックも練習の積み重ね。

いろんなキャラで繰り返し対戦していれば、

自然と磨かれていくものです。

なので、楽しみながら継続していきましょう。