2022/12/7に開催された、
ミカドのマジカルドロップ3大会のお話。
今回は上級者大会決勝の話その2。
上級者大会 2戦目
1P宴帝さん 2P馬場さん
ムーン対ムーン
今回の大会のルールの話なんですけど、
対戦前にじゃんけんをしたんですよ。
じゃんけんで勝った方が、
「1P2Pどちらの筐体を使うか」「どのキャラを使用するか」
どちらかを決めるかを選ぶことが出来る。
じゃんけんで負けた方は選ばれなかった方を決める。
上級者大会はそういうシステムでした。
そして使用キャラ。
今回は、2Pがムーンを選択。
ってことは馬場さんがムーンを選択ということね。
完全に宴帝さんをやりにいくキャラチョイスでウケる 笑
いやー・・・
宴帝さんにムーンはキツいよ。
宴帝さんはジャスティス特化な人だから。
・・・あ、エンプレス・ワールドもそこそこいけるか。
ちゃんと練習していればの話だけれども。
そのほかのキャラは・・・まぁうん。ねー。
話を戻します。
ムーンは、なんというか瞬間的な攻撃力が高いのよ。
比較的余裕がある配置だったとしても、
数秒後には、つぶれそうな配置になってる、なんてことがよくある。
すなわち、小連鎖で相手を不利にするのが有効な戦術。
ただ、相手も同じ戦術をしてくるわけだから、
可能な限りフィールドを整えることも必要になる。
小連鎖で相手を妨害・フィールドの整地、
この2つの駆け引きをどう両立させるかが対人戦ムーンのポイント。
個人的には、フィールドの整地が優先。
余裕がある時には、小連鎖で相手を妨害、という感じ。
例えば、
ずらされる前に消したいところがある!
ただ、それをするには連鎖を伸ばす必要がある!
なんて状況なら、私は迷わず連鎖を伸ばして整地しに行きます。
そして、余裕が出たら小連鎖をする。
あくまでも余裕がある範囲内で小連鎖を狙うのが私のセオリーだけど、
宴帝さんと馬場さんはどう立ち回るのかな?
1P宴帝さん
1試合目。
緑の横並びを見事狙い撃ち! これがお見事!
どこまで狙ったのかな?
1P側。
この緑の横並びの処理と、
その後の赤の横並びをうまく処理できたことが勝因でしょう。
この緑の横並び処理のように、
横並びの配置が出てきた瞬間に狙い撃つことって、
偶然じゃなくてある程度狙って出来るんですよ。
でもって、その狙い撃ちが強い横並び配色のキャラでけっこう活きる。
すなわち、ハイプリエステスとかムーンで。
ポイントは、横並び配色の順番が決まっていること。
順番は、黄→緑→赤→青→黄、と決まっています。
なので、前回の攻撃が緑で途切れた場合、
次の攻撃は赤からとなるわけです。
横並び配色の順番はある程度予測できるんです。
降下形状はどの部分かまでは分からないですけどね。
あとは降下のタイミングに合わせて、
横並びの玉を一気に消せる場所に玉を投げる。
そのポイントがムーンの場合、
宴帝さんが投げた場所、ど真ん中の列ってこと。
横並び配色の順番を意識できなくても、
玉を投げる場所を意識するだけでも結構違います。
いやーお見事。
2試合目。
消しやすいタイミングで出てきた横並びの緑を処理したところで
2P馬場さんがつぶれたて宴帝さん勝利。
何があったのかな?
後で見てみよう。
3試合目。
宴帝さん結構ど真ん中の列に投げて玉を消してる。
さっきの1試合目の緑の処理は狙ってやってるってことだわ。
やるやん・・・!
でもって、途中まではすごく良かった!
1P側。
この積み重なった横並びの処理をミスったのがなぁ・・・
積み重なった横並びの処理を1度ミスすると
負けに直結するのがムーンの恐ろしい所。
ポイントはいくつかある。
浮かし連鎖を使いこなせるくらいまで慣れておくこと。
色の順番(黄→緑→赤→青→黄)を覚えておくこと。
あわよくば、次に消す用の玉をキープしておければなお良い。
とはいえ、言うは易く行うは難し。
安定して実行するのはホント難しい。
4試合目。
細かい点がいろいろと惜しかった!
スペシャル玉を2個とも無駄なく使えていれば、
ノルマクリアまで行けただろうし、
1P側。
中盤、画像のタイミングで、緑・赤と横並びの玉を処理できていれば、
これもまたノルマクリアまで行けた。
他にも、次に消す用の玉をキープしておけば、
もうちょい楽に立ち回れただろうし、
惜しかったよなぁ。
最後は、地力の差がでて馬場さん勝利。
これで2対2。
5試合目。
始まった時点で思ったこと。
フルセットの宴帝さんはまずい。
フルセットの時って自然に湧いてくる玉が難しくなるんです。
その配置に慣れていないみたいで、
フルセットの時の宴帝さん、勝率悪いんですよ。
1P側。
結果は、画像の青黄をずらされて負け。
いやでもめっちゃ善戦してたよ!
3戦目あたりから動きから慌てているのが伝わってきたもの!
よく頑張った!
でも宴帝さん勝てた試合だったよ!
まぁ負けなんですけど。
2P馬場さん
さぁ、今度は馬場さんサイドを見ていこう。
1試合目。
初手で出遅れたのがキツかったね。
あと吸いキャンの速度やべーな 笑
この操作性の高さが馬場さんのすげー所。
2試合目。
2P側。
この試合は、画像の青黄がなぁ・・・
ホント処理するのが難しい配置。
ズレるのもやむなしと思える。
でも勝敗を分けたのはその直前と思ってる。
下の画像の瞬間。
馬場さん2連鎖をして赤を消したのよ。
さっき書いた通り、ムーンの2連鎖強いからね。
でも、その結果、
すぐに消せる玉が黄色だけになった。
消す用の玉が少ない、対応しづらい配置になっていたこと。
これがまずいと思います。玉が少なすぎる状況。
これを防ぐためには、ムーン戦では、
消しやすい配置の玉を多めにキープするように心がけると良いですよ。
少なくとも私はそう意識してる。
3試合目。
これは馬場さんお見事! 理想的なレベル!
余裕がある範囲で小連鎖をしかけて、
ずらされたくない横並びはきちんと処理。
ムーン戦のお手本みたいな立ち回りでした。
4試合目。
開幕いきなり面白い仕掛け方。
宴帝さんがスペシャル玉を消すべく玉を引き下げると予測。
フィールドいっぱいまで引き下げたタイミングで玉を降下させて潰そうと
いきなり2連鎖をしかけたわけです。
こういったことをされる危険性があるから、
スペシャル玉を使うべく玉を引き下げる時は、
相手側の連鎖を警戒しつつ引き下げるのがポイント。
ちなみにこの戦法、私はあんまりやらないかなぁ。
馬場さんとかやすべえさんなら、多くの場合対応してくるだろうから、
あまりやる意味がないと思うから。
あ、でも宴帝さん相手なら面白半分でやるかもしれない 笑
-追記-
この開幕連鎖、妨害的な意味合いもある。
潰すのが狙いじゃない。
玉を送って相手側のフィールドにスペースを作るのが目的。
スペシャル玉で消す玉の量を減らすのが目的ってこと。
以上追記終わり。やすべえさんからの情報でした。
で、この後は2試合目と同じく、
フィールドの玉が少なくなりすぎてる。
横並びの玉への対応が遅れてズレてピンチになるという展開。
あわや潰れるというところだったけど、
宴帝さんの追撃が遅れたことでかろうじて勝利。
改めて見返して分かったけど、この試合宴帝さんの勝ち試合じゃん
宴帝さんなに負けてんだよ・・・
5試合目。
コンスタントな2連鎖。
そして、地力の高さが光る試合。
さらに上に視点を置くなら、
邪魔な玉を減らす消し方が出来るともっと強くなりそう。
端数を出さない消しっていうのかな。
もう、相手への攻撃という目線では十分すぎるくらい強いもの。
おまけ
この対戦中、ガヤで騒ぐまるたとやすべえさんのイメージ
1試合目・2試合目
おっ! 宴帝さん頑張ってる!笑
馬場さんに勝ってる!笑
もしかしていけちゃうんじゃね!?
3試合目・4試合目
あーまずい!
ここで勝っておきたい!
いける! 頑張れ!
5試合目
フルセットの宴帝さんはアカン・・・
締め
いやー、他人がやってるムーン戦を見るのは楽しいね。
2人ともレベルが高くて見返していてとても面白かった。
次の対戦、内容が薄いんだよなぁ。
どうしよう。
飛ばしちゃうかも。
何はともあれ、また次回!