063 高田馬場ミカドのマジカルドロップ3大会(2022.12.7)の話11(終)【上級者大会その9】

2022/12/7に開催された、

ミカドのマジカルドロップ3大会のお話。

今回は上級者大会決勝の話その9。

ついに最後の対戦。

 

 

 

上級者大会

第2回戦 3戦目

1Pまるた 2P馬場さん

ストレングス親父 対 ストレングス親父

 

 

今回は私がじゃんけんで勝利。

選ぶのはキャラ選択権。

だって馬場さんとストレングス親父で対戦したかったんだもの。

馬場さんのストレングス親父は強いって評判だし、

なんならノルマクリア勝負になったらいいなーと思って。

 

あ、馬場さんは筐体選択権を取得して2Pを選択しました。

 

 

ストレングス親父の特徴。

言わずと知れたアーケード版マジカルドロップ3の最強キャラでございます。

 

配色パターンはバラバラ。

降下形状は両端集中降下で極悪最強。

攻撃にノーマル氷玉がないからスペシャル玉増殖も許されない。

一体どうしろって言うんだ!


そんなわけで出来なくて当然なキャラです。

無理に挑まなくてもいいと思う。

 

挑むのであれば・・・

エンプレス・ワールド辺りを処理できるようになって。

つぎにハーミットを処理できるようになって。

そのくらいの段階ではじめてストレングス親父を視野に入れればいいんじゃないかな。

 

エンプレス・ハーミットあたりが対処できるようになるには、

ワープCPUを弱いやつから順々に倒してステップアップしていくのが

一番良いと思います。

私はそんな感じに強くなったから。

ワープCPUを倒すのが楽しくてハマってたら、

なんかいつの間にか対人戦もめっちゃ強くなっていた、という感じ。

楽しむやつは強い。孔子も言っている。

 

 

つぎはストレングス親父戦のポイント。

さっきも言った通り攻撃パターンが極悪最強。

だから相手への妨害が極めて有効。

小連鎖でガンガン攻め立てたい。

 

でもそれだけじゃダメ。

相手も同じように攻めてくるわけだから。

潰れないようにフィールドを整える技術も大事。すごく大事。

これができないと勝負が成り立たない。

 

この2つがストレングス親父戦のポイント。

 


とは言ってもね。

「どうフィールドを整えていけばいいんじゃ!」って話なんですよ。

そもそもストレングス親父の降下形状は

「フツーに消すこと」がままならないんです。


基本は浮かし連鎖とフィールドの見方。

基本・・・基本って言い方でいいのか?

基本どころのレベルじゃないんだが・・・


1つ目。

そもそも処理する時間が足りない。

なので消す時間を作るため、浮かし連鎖を使いこなせるようになりましょう。

 

2つ目。

これまでと同じ感覚でプレイしているとあっという間に潰されます。

次にどこを消すのかより早めに見る。

次にどこを消すのかフィールドの広い範囲を見ること。

より早く、より広く、見るように意識しましょう。

これは実際に対戦して感覚に慣れるしかない。

 

「浮かし連鎖」と「フィールドの見方」が前提。

そのうえで、端数が極力出ないように消していくことになります。

 

言葉にするのは簡単だけどね。

これを実際にどこまで出来るのか、という勝負です。

それじゃ対戦を見ていこう!

 

 

 

1Pまるた

ストレングス親父ねー。

とにかくフィールドを整える。

連鎖を小さくしようとはする。

 

フィールドを整えることが圧倒的最優先!

そのうえで連鎖を可能な限り小さくする!

 

この配色パターン、段差がない部分送っても強いしねえ。

ある程度連鎖が大きくなるのは許容範囲。

浮かして浮かして浮かしまくれ!

 

わたしは対人戦ストレングス親父でノルマクリアするのが夢なんだ!
さあ馬場さん! 楽しもうぜ!

 

1試合目。

とか言っといて、いきなり出鼻くじかれたんだよね。

開始直後2連続で緑が吸えなくて焦っちゃったのよ。

 

最初は対戦開始して3個目に吸おうとした緑が吸えなかった。

次は虹玉の手前にある緑2個が吸えなかった。

これで完全に調子狂っちゃってね・・・

虹玉も無駄に使っちゃった。

 

1P側。

立て直したのはこのあたり。

この時点でもう厳しい配置になっていた。

頑張ってはみたけどねー。どうにもならんかった。

 

そうそう。

ストレングス親父戦でのスペシャル玉は

相手が攻撃してしてきたら使うといいと思います。

 

自分の技量と相談して、

玉を消すペースが緩まない程度に温存して使いましょう。

 

 

2試合目。

狙える時は同時消しも狙います。

ストレングス親父戦でも目的は同じ。

ノルマクリアですからね。

そういえばストレングス親父戦で意識しているポイントがありました。

 

 

1P側。

右端の赤を横から消すと、黄色が縦に2つ揃うよね。

こういう配置の赤は見逃さずに消すようにしています。

玉を横から消すと、上と下の玉が縦に2つ揃う配置。

楽できるところは楽に処理しましょう的な。

 

1P側。

右端の緑と赤も同じような配置。緑を消すと赤が揃う配置。

ここで連鎖を伸ばして緑を消すと、赤まで楽に消える。

でもこのタイミングで緑を消さないと、

十中八九、攻撃が送られてきて端が降下してくる。

すると、緑が届かなくなってしまって、処理するのにより多くの手間がかかる。

楽できるところは楽しつつ処理していきましょ。

 

 

3試合目。

ピックアップするポイントはここ。

 

1P側。

端が集中的に降下してくるわけだから、

こういう配置の緑は待てば消せる位置にズレてくる。

 

今回は馬場さん相手だからね。

集中的に2連鎖してくるだろうし、すぐに端がズレるでしょう。

相手にずらしてもらって楽に処理するパターン。

 

ハングドマン戦でやすべえさんもやってたやつ。

 

この試合は最後危なかった。

あとちょっと遅かったら私も潰れるところだった。

辛くも勝利。

 

 

4試合目。

実況ではノルマ勝ちなんて考えちゃいけないと言ってますが、

わたしはノルマクリアを目指してプレイしています。

 

この試合は初期配置にスペシャル玉が出た配置。

やっぱりスペシャル玉を温存しようとすると結構操作が制限されるね。

消す速度が緩んでしまうより早めに使いたい。

どうせ使うなら、相手から送られてきた攻撃もできるだけ消したい。

そのあたりをいい感じに両立していきましょ。

 

 

 

2P馬場さん

1試合目。

うわぁ・・・

ピエロの動き早いなぁ・・・

なんでこんな早く操作できるんだろう。

すごいなあ。

 

吸いキャン素早く移動して

両端の高くなった部分をケアしつつ消していく。

そして怒涛の2連鎖攻め。

実に馬場さんらしいプレイで1勝。

 


2試合目。

馬場さんめっちゃ頑張ってる!

ストレングス親父で消し続けられるだけで頭おかしいんだって!(誉め言葉)

 

でも状況が悪化したのはノルマ135で4連鎖同時消しをしたあたり。

すぐ消せる玉がなくなっちゃったこと。

強キャラ戦ではすぐ消せる玉を無くなったのはまずかった。

 

 

3試合目。

おー・・・

端数をケアしようという意思を感じる。

いいねいいね!

 

 

2P側。

左端の赤1個を消すために、

わざわざ右端の赤を左端にもっていくっていうね。

その意気や良し!

 

そもそも玉を消すこと自体がままならない。

端数をケアすることはもっとままならないんんだものストレングス親父は。

すばらしい。

 

この試合の最後は緑を投げる場所をミスったみたい。

吸いキャンが暴発したのかな?

ミス1回で潰れてしまうのは強キャラ戦あるある。

 

 

4試合目。

この試合はスペシャル玉使うタイミングが結構早かったね。

そのせいもあるのかな。

早い段階から両端が高くなって消しにくい配置になってた。

 

最後はつぎに消す玉が見えなくて迷っているうちに潰れて負け。

お疲れさまでした。

 

 

締め

やっぱり強いなー。ストレングス親父。

勝てはしたんですけどね。

2試合目は最後余裕ゼロだったし、

3試合目は潰れる直前だった。

かなりきつかった。でも同じくらい楽しかった!

いつかノルマクリアしてやる!

 

馬場さん。

いやーやばかったね!

何あのピエロのスピードは!笑

 

より上を目指すのであれば・・・

お互い課題ではあるんだけど「盤面の把握」かな。

ストレングス親父戦はこれが難しいんだわ。

 

両端が高くなってくると特に盤面の把握が難しい。

両端の高くなった配置を見て、くぼんだ中央も見て、

消せる玉を把握して消していくってのがかなりつらい。

 

だからこそより高いレベルでフィールドの状態を広く把握できると強い。

もうほんとストレングス親父はまだまだ先があるのでね。

地道に練習を重ねていきますわ。

 

 

そうそう。

最後に結果。

 

 

やすべえさん:1勝1敗(○3-1 ×2-3)

まるた   :2勝(○3-1 ○3-2)

馬場さん  :2敗(×1-3 ×1-3)

 

ということでね。

優勝できました。ありがとうございました。

 

でもって2023年1月25日に高田馬場ミカドで

またまたマジドロ3大会があるらしいですよ。

そしてまたまたマジドロ3を遊びに行ってきます。