092 エンペラー・デス戦のコツ 対人戦上級者までのステップ

前回の記事、

ジャスティス戦のコツの話を書いていて

わりと楽しかったので、


今回は

エンペラー・デス戦のコツについて

書いていきます。

 

 

 

 

 

エンペラー・デスの特徴

 

左右に小さな山があって、ど真ん中が陥没している降下形状。

ジャスティスやチャリオットと同じ消しやすい配色パターン。

 

これがなかなか強い。

中堅上位くらいの強さ。

油断してすると一瞬で潰される。

いや、油断しなくても潰されるわ。

対処のポイントをしっかり押さえていきましょう。

 


エンペラー・デス戦【基礎編】

まずはエンペラー・デス戦の基礎的な話。

 

1.ど真ん中の列に玉を投げるのは危険

エンペラー・デス相手の場合フィールドは、

ど真ん中の列が陥没して両端3列が高い状態になる。

 

最初の注意点は、
陥没したど真ん中の列にうかつに玉を投げないこと。

 

 

上の画像の1P側は、

ど真ん中の列に玉を投げて大量消しをした直後のシーン。

 

ど真ん中の列に玉を投げて

中央3列が大きく消えたことで、

両端2列が高くなってしまっています。

 

こういう両端2列が高い状態は非常に危険。

 

危険な状態にならないためにも、

うかつにど真ん中の列に

玉を投げないようにしましょう。

 

ど真ん中の列に玉を投げるのであれば、

しっかり端数の玉を処理して、

すぐに玉を消せる状態を確保すること。

 

 

2.2つの山を切り崩すように消していく

 

 

ではエンペラー・デス戦で

どういう消しが良いのか。

 

それは、

片側3列の小さな山で玉を消していく。

今度は反対側の小さな山を3列を消していく。

こういった処理が消し方の基本になります。

 

さいわいエンペラー・デス戦は、

組み連鎖や浮かし連鎖を仕込みやすい配置が多いです。

 

連鎖で時間を稼ぎながら片側を処理。

今度は反対側を処理・・・

という流れを基本としましょう。

 

 

3.端数処理も大事

エンペラー・デス戦は、

端数の玉、孤立した1つだけの玉が発生しやすいのも特徴。

 

その端数の玉1つが原因で潰されることもよくあります。

 

なので、端数の玉を減らす消し方をこれまで以上に大事。

特に端の方にある端数の玉は危険です。

 

端数の玉をしっかり処理していくことができてくると、

立ち回りやすくなっていきます。

 

 


エンペラー・デス戦【実践編】

今度はエンペラー・デス戦での上達を

メインに据えて見ていきます。


1.浮かしに慣れる

詳しい理由は後述しますが、

浮かしを使うことが多いキャラ。

 

浮かしは出来るようにしておきましょう。

 

最終的には考えなくても浮かしができるくらい、

浮かしを使いこなせるようになりたい所。

 

 

2.大連鎖をできるようになる

エンペラー・デスは

攻撃で送られてくる玉数が多いのも特徴。

 

わずかな時間のうちにフィールドが

大量の玉で埋め尽くされることもしばしば。

 

そういった危険な状況をしのぐためにも

大連鎖は出来るようになっておきましょう。

 

10連鎖以上は問題なくできるようにしておきたい。

 

そして大連鎖をするためにも

浮かしに慣れておくことは大事。

 

 

3.揃っている玉は揃っているうちに消す

エンペラー・デスの攻撃はずらしが強いのが特徴。

つまり追撃が強い。

 

とくに警戒したいのが両端の玉。

 

追撃で両端に邪魔な玉が大量発生。

処理しきれず潰される、ということがよくある。

 

なので消しやすい玉は揃っているうちに消す、

追撃が来る前に消す。

これが定石。


そして玉が揃っているうちに消すためにも

浮かしが大事になってくる。

 

時間の余裕がない時もあるからね。

そういう時に時間を稼ぐために。

 

 

4.揃っている玉は揃っているうちに消す2

エンペラー・デス戦では、

・端数を極力減らすように

・フィールドきれいに

・特に端の方をチェック

この辺を頭に入れておきましょう。

 

具体的に特に気を付けたい玉の配置を2点紹介。

 

1つめ。

通常配色の横長L字の緑。

フィールドの外側に出現する。

1P側なら左、2P側なら右。

 

ずれて端に端数の緑が生成されるポイント。

L字になっているうちに消したい。

 

 

 

2つめ。

氷玉配色全般。

 

氷玉を最適な色で消しても、

ほとんどの場合、端数の玉が出来てしまう。

氷玉が送られてきたら警戒を。

 

具体的にどうするのか?

端数を極力減らす消しを徹底する。

すぐに玉を消せる状態にしておく。

そして連鎖を繋げながら処理していく。

 

 

5.基本的な玉を処理する力も大事

エンペラー・デス戦はどう頑張っても

玉がバラバラになることがあります。

 

そういった状況をしのげるように

単純に玉を処理する力もある程度必要です。

 

「地力」とか「ひたすら力」とか

言ってることもあります。


玉を処理する力を鍛えるのにおすすめなのは

やはりひたすらモード。

 

参考までに記憶を探ってみると、

私がワープCPUでデス戦に慣れてきた頃は、

レベル30~40くらいとかだったと思います。

 

ひとまずそのくらいを目標にしてみては

いかがでしょう。

 

というかですね。

私はひたすらモードあまり好きじゃない。

だからあんまりやらない。

 

けど全くやらないわけじゃない。

 

好きじゃないけど、

ワープCPUに勝ちたい。

そのために適しているからやる。


もっと強くなりたい。

そのために適しているならやる。

という意識でやってました。

 

どうやって自分の目の前に

やる気を出すエサを用意するか。

 

 

6.氷玉解凍について

 

 

できれば何色に変えるか気にしたい。

2P側のような黄色が固まった配置はとくに。

 

でも最初のうちはとにかく解凍することが優先。

余裕があったらベストな色に解凍するくらいでOK。

 

エンペラー・デスの攻撃は玉数が多いので、

ベストな色に解凍しようと手間取っているわずかな時間で

一気に押し込まれてしまうことを避けたいから。

 

手近な色でさっさと解凍して、

浮かし連鎖で整地しながら状況を安定させる。

ということ。

 

 

エンペラー・デス戦【上級編】

さらなるステップアップ。

ミカドのマジカルドロップ3大会で

無差別級を目指す人向け。

 

1.攻撃をしのげるようになるのが大前提

まずはノルマクリアまで

しのげるようになることを目指しましょう。

それが大前提。

 

ノルマクリアまで耐えられるようになってきたら、

より効率よく玉を消すことを狙っていきましょう。

 

同時消し狙ったり、

氷玉を何色で解凍するのかを気にしたり。

 

1回1回の消しで、

端数の玉を減らすことを徹底することも大事です。

その小さな意識が

さらなる上位キャラの消しにも活きてきます。

 

 

2.技術的な話

 

虹玉増殖は安定してできた方がいいキャラ。

出来る出来ないで大きな差が出ます。

練習しておきましょうね。

 

 

3.相手をより不利にするために1「小連鎖」

大連鎖よりは小連鎖がいい。

けどそんなにこだわらなくてもいいです。

 

というのもエンペラー・デスはずらしが強い。

なので普通に連鎖しながら消してるだけでも

相手は結構しんどいから。

 

ただまあ小連鎖の方がいいよねえ、

くらいには思います。


処理が比較的ラクな通常配色を

ガンガンずらせるから。

それくらいの理由。

 

 

4.相手をより不利にするために2「大連鎖」

エンペラー・デスは

大連鎖もさほど問題なく打てるキャラ。

 

とはいえ大連鎖すると氷玉が密集して

大量消しのチャンス出来てしまう。

なので大連鎖は避けられるなら避けたい。

 

そうは言っても大連鎖をしたら

相手も下手な色で解凍したらしんどくなる、

潰れるかもしれない状況にできる。

全部が全部悪いわけでもない。

 


なので大連鎖をしたら

追撃で即ずらせればなお良い。

とはいえこれはメインの戦術というよりも

リカバリー策という感じ。

 

 

 

締め

この間やすべえさんがね、

エンペラー・デスのことを

上位キャラ戦の基礎部分が詰め込まれているキャラ

と評していたのですよ。


なるほどなあと思った。

 

端数の玉の処理が重要な所。

フィールドの片側での組み連鎖。

とかね。


ちなみに私の感覚でエンペラー・デスは

ハングドマンのいやらしさと

端攻めキャラのいやらしさを混ぜて

難易度を半分くらいに薄めたキャラ

だと思ってます。

 

玉数が多かったり、

端が危ない所だったりね。

 


あとはね、

始めたばかりって

意外と視野が狭いのですよ。

フィールドの一部分を集中して見てる。

 

そしてエンペラー・デスは、

フィールドの2つの山を見て立ち回る。

フィールドを広く見る練習にもなる。

これも上位キャラ戦で必要になってくる要素。

 

 

というように、

上位キャラの基礎部分がいっぱい詰まったキャラ。

上位キャラの入門編みたいなキャラ。

それがエンペラー・デス。


これは見方を変えると、

関門になりうるキャラってことでもある。

 

そりゃそうだ。

上位キャラの基礎部分が入ってるんだもの。

 

だからこそ先を急がなくても良いので

しっかり練習しておきましょうね。

きっと上位キャラにも活きてくるからさ。