090 RTA in JapanのマジドロRTAで解説役をしてきた話

RTA in Japan終わりましたねえ。

 

走者のAnvilさん、

声をかけてくれてありがとうございました。

とても良い経験が出来ました。

運営の方々、見に来ていただいた方々、

みなさまありがとうございました。

 

 

 

参加したきっかけ

そもそも今回参加したきっかけって

Anvilさんが「解説役お願いできますかー」って

声かけてくれたことがきっかけなのです。

 

わたしのモットーに、

決断は心のワクワク感に従え

というものがありまして。

 

Anvilさんから話を聞いた時、

めっちゃワクワクしたのです。

なので即決しました。

日時の都合も大丈夫だったし。

 

とはいえねー・・・

ホントは会場に行きたかったのですよ。

でも社会情勢的な兼ね合いがありまして。

要はアレです。おとなの事情ってやつです。

なので、わたしは会場に行けずオンライン参加に。

残念無念。

 

 

 

台本

本番までの期間、ある程度台本を書いてました。

いや、私の「ある程度」は「ある程度」じゃないかもだ。

「ガッツリ」かもしれない。

 

需要あるか分からないけど台本共有しておきますね。

googleスプレッドシートですけど、

台本はメモ帳アプリで書いてました。

docs.google.com

 

決定稿のやつは「4」

 

Anvilさんの配信とか動画見て、

ちょうどよくおさまる文章量に調整して、

実際に口に出して喋ってみて、

Anvilさんのプレイを見て即興で実況してみて。

 

そんな感じに練習してました。

 

元々喋りに自信がある方じゃなかったので、

たいへん良い練習になりました。

ありがてえ・・・ありがてえ・・・

 

でもって、

最初の台本はわりとお堅い感じでしたねえ。

ゲームの概要とか説明ばっかり。

 

Anvilさんと打ち合わせという名の雑談を重ねるたび、

台本は変わっていきました。

決定稿のやつはエンタメ要素がだいぶ増えましたね。

キャラの話とか当時のプレイヤーがニヤリとする話とか。

 

終わってみて実感しましたけども、

そういったエンタメ要素は入れてよかった。

 

配信のコメントとかSNS見ていても

食いつきが良かったのはエンタメ部分でしたし。

 

マジドロ3のジャスティスの所とか、

マジドロ3のハーミットの所とか。

キャラの話、ボイスの話とかね。

 

 

どらぽんさんのツイート。

なるほどそっかーそうだよね。

知らないゲームのRTAだと多くの人は見ないだろうし。

うん、やっぱりエンタメ的な話も入れてよかった。

次回の参考になります。

 

 


本番当日

そんな感じで準備していたのですがね。

本番まで内心はド緊張しっぱなしでした。

 

何度も台本読んだし、

何度もAnvilさんの動画見ながらしゃべる練習しました。

でもいくらやっても緊張は増すばかり。

 

「あ、このままじゃいかんぞ」

と気付いたは本番当日。

 

何を気付いたかって、

「自分のことしか見ていない。周りのことを一切見ていない」

ってこと。

 

ずっと自分がどうするのかにフォーカスしてた。

そうじゃないだろうと。

 

今回の主役は走者のAnvilさん。

そして目的は視聴者の方に楽しんでもらうこと。

それが解説役である自分の役目じゃないかと。

 

ではあらためて解説役としての役目を全うしようじゃないか。

そしてもちろん自分も楽しむ!

 

ここに気付けたのが大きかった。

 

マジドロを知らない人にも伝わる、

マジドロをプレイしていた人にも伝わる、

そこを基準にして台本を最終調整しました。

 

そして本番までずーっと心の中で、

「みんなに楽しんでもらう!

 自分も楽しむ!

 そこにフォーカスするんだ」

これを繰り返していました。


要は自分で自分を洗脳していました。

変なやつですね(笑)

 

でもおかげで緊張は和らぎました。

和らいだというかフォーカスせずに済んだというか。

そして本番はどうだったか・・・

それは配信のアーカイブで実際にお確かめください。

 

www.twitch.tv

youtu.be

 


本番後のお話1「やらかし案件」

本番中は配信コメ見れなかったのでね。

本番翌日の朝、配信を見返してみました。

 

そうしたらね・・・

やらかしてましたねえ!

音声がエコーかかっちゃってますね!

 

これね、わたし側の問題です。

ただコレ防げたのかと問われると、

当日の自分には無理かも・・・

なんというか、そんな余裕なかったろうなと思う・・・

 

一体何があったかというとですね、

本番中、わたしに聞こえてくる音声に、

自分がしゃべった声がガッツリ聞こえてたのですよ。

 

本番前のテストでは問題なかったんですが、

本番始まっちゃってからその現象が起きてね。

 

配信見ると普通に解説してますけどねこの人。

内心「ウワーッ!」って大混乱になってました。

 

ヘッドホンしていると、

解説で喋るのもAnvilさんのプレイもまったく集中できなくて。

 

それで聞こえてくる音声を下げて

ヘッドホンなしで話してたんだけど・・・

バッチリ拾っちゃってました!

ごめんなさーい!


落ち着いた状況で考えれば、

開始直後にスタッフさんに調整をお願いするのがベストと思います。

 

でもそれが

はじめてのRTA解説大舞台&自己洗脳で余裕一切なし&本番開始直後。

 

うん、自分のことだからよく分かる。

スタッフさんに声かけるなんて機転は働かないと思う。

 

そうは言っても、ここは反省! 大反省!

ごめんなさいポイント!

次回があるならここは活かします!

 

 

 

本番後のお話2「配信コメント」

改めて見返すと配信コメもかなり盛り上がってたねえ。

でも当日の配信では削除されてたのも結構あったらしいね。

それはまあしょうがない。

布切れ一枚の女神様とかボンテージの女王様とか半裸のおっさんとかいるし。


個人的に好きだった所は「カネノケンカ」かなあ。

これは使用キャラの話。

 

今回Anvilさんが使用キャラを

寄付額投票で選ぶようにしていたのですよ。

それで本番中にキャラが入れ替わる事態が2回おきるという。

いやはや本番って何が起こるか分からないものですね。

でもってマジカルドロップはやっぱりキャラゲーだ!

 

寄付額投票制にしたAnviさん、

これは英断!

大いに盛り上がりました。

 

あとは完走した感想の所とか

温かいコメントがいっぱいでホントうれしい限り。

ありがてえ・・・ありがてえ・・・

 

 


本番後のお話3「振り返り配信」

でもって、先日Anvilさんの「かなとこ倶楽部」

振り返り配信してきました。

 

プレイをじっくり見返したんですけど、

特に大きなツッコミどころもなかった。

いやはやすばらしい。本番で魅せる男ですよ。

 

なんかツッコミどころあったら容赦なくツッコんだろ!

とか思ってたんだけどなぁ・・・

強いてあげるなら、マジドロ2のマジシャン戦で

ちょっとあわてちゃってたことかな。


でもねえ・・・

マジドロ2はホント仕方ないのよ。

 

マジドロ2の操作に微妙な違和感があるのですよ。

しかもマジドロ3・マジドロ6に慣れるほど強く感じる。

連鎖が微妙に繋がらない感、操作性の微妙な悪さ。

本番だから、緊張もプラスされる。

 

その上、エンプレスでお祈りポイントがある。

RTA的にはマジドロ2がいちばんの関門でした。

そのマジドロ2でエンプレスを速攻撃破。

ちゃんとブラックピエロ出現させてしかも撃破。

本番でこれは最高でしょ。

 


マジドロ3はね。

同色がかたまりやすいハイプリエステスでよく頑張った。

タワー戦とか潰れるかと思ったもん。

よく耐えた。よく頑張った。

大きなミスもない安定した走り。すばらしかった。

 


マジドロ6はね。

難易度低い作品ではあるからね。

プレイに関してはまったく問題なかった。

 

新システムのターボ移動をうまく使えてたし、

とってもすばらしい。

 

SRTA in Japanのマジドロトリロジーリレーを見て

マジドロ6を購入した人も結構いたみたいだし、

マジドロ6の認知度も上がったみたい。

良かった良かった。

 

 

 

プレイに関してさらに詳しく

でね。

プレイの話に戻るんですけど、

確かに大きなツッコミどころは無かった。

 

ただし、

「こうすればもっと良くなるよー」って点はあった。

そのへんを掘り下げていきましょう。

 

 

1つめのポイント。「玉が浮かないように気を付ける

 

上の画像は、右側の赤を消そうとしているシーン。

赤を消すと右端の黄色と青が浮くよね。

浮いた玉が接地するまでの時間はタイムロスになってしまいます。

 

RTAでは浮いた玉が出ないように消すように心がけると

さらに良いタイムに繋がります。

 

 

2つめのポイントは消し方。

とはいえ消し方にはいい所もあった。

それは連鎖を打つペース。早くて良い感じ。

 

 

そして改善の余地がある所。

もっときれいに消す余地がある。


例えばこのシーン。

ど真ん中列の青2個を吸って、左から2列目に投げました。

 

でもこれ、右端の青1個に投げても消せるよね。

右側の青で消せば最小個数の3個で消せる。

邪魔になりがちな端数の玉を無くすこともできる。

左側に青3個の塊をキープできる。

というように「次の手を狭めない消し」ができるのです。

 


他にはこのシーン。

直前に黄色3個を吸っています。

その黄色3個をフィールドの黄色3個に投げて、

黄色6個消してます。

 

黄色3個+黄色3個の2連鎖にした方がお得。

 


ということで、

・端数の玉を減らしつつ連鎖する。

・楽に消せそうな玉を残す。

こういった次の手を狭めない消しができると、

連鎖をするために玉を整地すること自体が減るので、

さらに良いタイムに繋がります。

 

でもって「次の手を狭めない消し」は対戦にも活きます。

ぜひぜひ練習して欲しいポイント。

 

そんなところかなあ。

Anvilさんのかなとこ倶楽部でやった振り返り放送はこちら。

www.twitch.tv

 

プレイの解説以外にも、

いろんな裏話とかマジドロトークとかしてます。

面倒くさいオタクみたいになっている所もあるかもですが

興味ある人はぜひ見てみて下さい。

 

 

締め

なんというか、

新しい世界を知ることができた感じですね。

改めてAnvilさんありがとうございました!

 

「次回は私も走者として出てみたい」

なんて思うようになりました。

 

なにやろうか。

ワープするCPUを倒すRTAとか?

スーパープレイ枠でもいいか。

何人かの走者さんがタイム競うようなやつもやってみたい。

 

なんか面白そうなネタ考えてみよう!

というか誰かマジドロRTA参加しようぜー!