097 ワールド・エンプレス戦のコツ 対人戦上級者までのステップ

対人戦上級者までのステップシリーズ、今回はワールド・エンプレス編。

 

 

 

 


ワールド・エンプレスの特徴

 

※2Pの時は左右反転

配色パターンは最も難しいやつ。
特に通常配色は同色が1か所も隣接していない厄介な配置。

一方の降下形状。
画面中央寄りが集中的に降下してくる形状で、こちら側を重点的に消す必要あり。
とはいえ反対側もそれなりに降下してくるので、おろそかには出来ません。

玉数もそれなりに多いこともさらに大変さに拍車をかける。

 

とはいえそれらの難しい要素がバランスが良くまとまっているキャラ。
やすべえさんの言葉を借りるとハイスタンダード。

ポイントは時間稼ぎと効率のよい処理。

 

 

ワールド・エンプレス【基礎編】

浮かしと側面消しができるようになっておきたい

浮かしは時間稼ぎのテクニック。ワールド・エンプレス戦でも必要になってきます。
浮かせて連鎖を作る、同時消しでノルマ消化、ピンチの時に大連鎖をして生き延びる、などなど。

 

そして側面消し、つまり横から巻き込む消しも大事。
横から巻き込む消し筋が見えると、上の画像1P側のように横から巻き込むように消して、より効率良く処理していけるようになります。
上の画像2P側のように、高く伸びた列を消す際にも有効です。

 


1つでも端数を減らす

ワールド・エンプレス戦で端数を減らそうとすることは大事なポイント。

ワールド・エンプレスの攻撃は玉がバラバラなので、1回1回の消しで端数の玉を減らすことは特に重要になってきます。このブログでよく言ってるやつです。1回1回の消しで表出している玉を1個でも多く消そうとすること。
端数が減って盤面が整えば、同時消し・大量消しにも繋がります。

そしてワールド・エンプレス戦での端数を減らす処理に慣れると、中位・下位キャラのプレイにも活きてきます。強キャラに慣れると、中位・下位キャラも強くなれるのです。


ひたすらモードを練習する

バラバラ玉の処理の練習といえばやっぱりひたすらモードも非常に有効。
バラバラな玉を処理する力・・・ひたすら力というか、地力というか、そういうものを鍛えていきましょう。

レベル50未満で潰れてしまう方に対するアドバイス

まず技術的な要素。
・玉を浮かせて時間稼ぎ。
・一つでも端数を減らす意識。
・横からの消しを活用。

次に楽するコツ。
・チャンスがあればスペシャル玉・虹玉増殖。
・1の位がレベル9になったら、自力で玉を降下させてすぐにレベルを上げる。
・自分で1段降下させることで、自然に玉が降下する時間をリセット。

そして元気な時に挑むこと。

あとは経験を積んでいけばひたすらレベル50は突破できるんじゃないかな。

 

ずらしてもらってから消す

相手の追撃を待ってずらしてもらい楽に消す、というのもワールド・エンプレス戦で楽をするコツのひとつ。

1P側なら左下から右上に向かう斜め。
2P側なら右下から左上に向かう斜め。

ずれる方向はしっかり覚えておきましょう。


ずれ方に慣れる必要はあるけど大事なテクニック。ワールド・エンプレス戦は楽できるところは楽していかないと処理が追い付かなくなります。

 

具体的には緑3つ、赤4つ並ぶのを待ったり。

 

右側の青のように端2列が同じ色で横に並ぶのを待ったりといった具合。

 

横に揃った配置を再度ずらされてると面倒な配置になってしまうので処理早めに。ずれたら揃う配置を見つけたら、すぐに消す玉を準備できると理想的。

 

 


ワールド・エンプレス【実践編】

正直なところ【基礎編】で書いた内容でワールド・エンプレス戦で大事なところの大部分は書ききったと思っています。あとはどれだけ高いレベルで実行できるかという点が問題で。

とはいえ他にも注意点はあります。より高いレベルを目指すうえで大事になってくるポイントを見ていきましょう。


そのほかの時間を稼ぐテクニック

ここまでに書いている通り、ワールド・エンプレス戦では時間を稼ぐことが大事。
そして時間を稼げるテクニックは浮かし連鎖だけではありません。組連鎖も時間を稼ぐことが出来ます。

 

組連鎖というのは上の画像の丸で囲んだ部分がそうです。
2段目の青を消すと黄色が自動的に消えて連鎖になる。こういうやつのことです。

そして稼げる時間は組連鎖の方が浮かし連鎖よりも長いです。

使う際のポイントは、組連鎖は組んで使うのではなく、組連鎖として成立する配置を消すようにすること。

組連鎖に使いこなせるようになれば同時消しを仕込むこともできますし、厄介な配置をばらす時間として活用することもできます。フィールドを広く見て、組連鎖が成立する配置を有効活用していきましょう。

 


あの手この手で処理を減らす

ワールド・エンプレスの攻撃は玉がバラバラ。そのため中位・下位キャラと同じ感覚で処理していては間に合いません。より効率の良い処理が求められます。なので細かな時短の積み重ねも大事になってきます。

横から巻き込む消しが大事な理由の1つがこれ。
正面からぶつける消しに加えて横から巻き込む消しが見える。つまりは色々な消し筋が見えるということ。色々な消し筋が見えるのであれば、状況に合わせてより幅広い立ち回りが出来るようになります。

他にも無駄に玉を吸わない。
処理量が多い攻撃だからこそ、無駄な処理を減らすことも大事。

ずらされたくないところを優先的に消す。
ずらされる前なら楽に消せるところ、効率よく消せるところを消す。


一つ一つをおろそかにせず、より良い消しを追求していきましょう。

 

 

ワールド・エンプレス【上級編】

玉の引き下げを狙う

これはエンプレス・ワールドに限った話じゃないですが、玉の引き下げも大事なポイント。降下が来てない時は玉を引き下げて、配置が簡単な自然に湧く玉を補充しましょう。

エンプレス・ワールドは攻撃が難しいので、玉を引き下げはノルマ消化に繋がります。さらにスペシャル玉・虹玉を補充できるチャンスもあります。

ただし、配置が難しくなるフルセットの時は玉の引き下げは控えましょう


可能な限り端数の玉を減らそうとする

ワールド・エンプレス戦はホントにしんどい状況になりやすいです。
端数の玉一つが邪魔で後々苦しくなってしまうということもよくあること。
それでも端数の玉を一つでも多く消すように心がけていきましょう。

ちょっと無理して一つでも多くの玉を消すことで、同時消し・大量消しに繋がります。
ちょっと無理して一つでも多くの玉を消すことで、次の処理がしやすくなります。
ちょっと無理して一つでも多くの玉を消すことで、そのあとの延命に繋がります。

そしてそのちょっとの頑張りが勝負の明暗を分けるということもよくあるのです。

 


縦に長く揃った玉も有効活用すべし

ワールド・エンプレス戦ではたまに縦に5個とか6個とか長く重なった玉が出てきます。
こういった玉もしっかり有効活用しましょう。
突き出てくる側の側面消し活用できるとベスト。

そのためにもフィールドを見ることが出来ると良いですね。

 


締め

正直なところ、ワールド・エンプレス戦って果てがない、なんて思ったりします。
どれだけ練習しても高みがあるように感じるんですよ。
自分でもこの記事を書いていて基礎編に書いてあることをどれだけできているのかなーとか思ったりしますし。

そんなワールド・エンプレス戦の奥深さ、面白さがこの記事を通じて少しでも伝わったらうれしいです。